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福島県浪江町の採石場から出荷

やれやれ…
新築の建物には近寄れなくなるね
うかうか道も走れん
風評被害がどうとかくだらん事に及び腰になって、規制すべきをせずに放置した結果がこれだ。
予想通りで阿呆らしい。
http://sp.mainichi.jp/m/news.html?cid=20120117k0000m040051000c

高線量建築資材:全構造物の線量測定へ

高い放射線量の石を出荷していた福島県浪江町採石場=2012年1月16日、本社ヘリから
 福島県浪江町の砕石を使った同県二本松市新築マンションで高い放射線量が検出された問題で、国は16日、原発事故後に同じ採石場から出荷された建材を使った全建造物で、放射線量を測定する方針を決めた。マンションや道路など対象は数百以上になるとみられ、作業は長期化も予想される。【野倉恵、鈴木梢、松田真】
 ◇200業者に流通か
 高線量のマンションで使われたコンクリート原料の砕石は「双葉砕石工業」(福島県富岡町)が計画的避難区域に指定された浪江町津島地区で保管し、約5200トンを県内19事業者に出荷した。このうち2業者は同県二本松市本宮市生コン会社。17業者は県内の建設業者で、多くは道路舗装用の砂利として買い取っていた。
 経済産業省などによると、二本松市生コン会社は約1066トンを仕入れ、生コンにして150〜200事業者に出荷。本宮市の会社は約920トン仕入れて県内約20事業者に出荷していた。2社が同じ業者に出荷したケースもあるという。国は流通先約200事業者の工事伝票などを点検し、使用された建造物の特定を進めている。
 調査について、環境省の福島除染推進チームは「全ての放射線を測定する必要があるだろう。対象表面から1センチ地点を測る表面線量だけでなく、食品のように精密に調べるため、コンクリートを細かく砕いて測ることも検討する」と話す。国土交通省は転居を余儀なくされる住民が出ることも前提に「必要があれば公営住宅のあっせんなども検討したい」としている。
 また、国と県は双葉砕石工業以外からも汚染建材が出荷されていないか調査を始めた。経産省によると、特定避難勧奨地点近くに砕石業者3社があり、原発事故後の出荷状況や採石場放射線量を調べる。高線量の砕石が見つかれば出荷の取りやめを要請する方針。
2012年01月16日 22時37分