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宮城の杉

http://www.47news.jp/smp/CN/201312/CN2013121501001864.html

 東京電力福島第1原発事故により放射性物質に汚染された宮城県のスギ林で、落ち葉層と土壌の放射性セシウム濃度が時間の経過とともにいずれも上昇していることが15日、県の調査で分かった。葉が落ちてセシウムが土壌に浸透したとみられる。土壌を広く取り除くのは難しく、林業や林産物栽培への影響が長引く恐れがある。
 調査は同県丸森町石巻市で実施。丸森町で12年6月に採取した10検体では、地下0〜10センチの土壌の場合、平均セシウム濃度が1キログラム当たり721ベクレルで、13年6月には3225ベクレルに上昇。