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社会保険庁を解体しても…

何も変わらん気がする。一兆も使ってグリーンピアとかサンピアとか作ってゼネコンに金を流して見返りに賄賂貰ったり票貰ったり天下りして政治家と官僚と企業で甘い汁を吸い続けていたコトの悪さの規模に比べれば、社会保険庁の職員がガメた数千から数億なんて微々たるもんだろう。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070803k0000e040068000c.html
こうして社会保険庁スケープゴートにしてこれを解体再構築したら改革完了自民党エライでしょと市民を騙したい訳だ。
だから自民党じゃダメなんだって。自民党はこのシステムが最善の国体で政策だと考えている党なんだから、いくら改革をしているように見えても、何も変わらない。民主党自民党も年金に関しては全額払うと言っているんだから大して差は無いと言う発言(http://www.ohmynews.co.jp/news/20070728/13562)を目にしたけれど、それはとても表面的な物の見方で、政党の本質を理解できていないと思う(もっとも上記発言の本意はつまり年金問題は争点ではなく、大事な事は他にあると言うことのようだ)。
厚生労働省を頂点とした典型的なピラミッドかつ階層型の組織が年金問題の根本だろうに。政治家官僚企業癒着で作り上げてきた「国」の為の政治と経済運営、そして汁生成システムを思想のレベルから変えないと、何も変わらんよ。だから政権与党をいい加減に変えろっつーの日本人。