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既存メディアの価値が低下しただけ

インターネットの普及で、相対的に既存のメディアや3次産業の価値が下がった。資本主義でその社会での価値に応分の利益を、人なり組織なりが得るのは自然な事だろう。
日本では昔からテレビ業界やJASRACによる過剰な既得権益防護が問題視されており、アメリカでもSOPAなど同様の動きが起きている。これらはつまるところ、社会を構成する市民の進化について行けない、既得権益保持者の足掻きであり、かつての社会への退化を願う者達によるキャンペーンだ。
キャンペーン、言い換えれば煽動のターゲットは、進化に取り残されつつある者たちだろう。彼らは往々にして、自らが、進化した者と何が異なるのか解らず、理解できないありようそれ自体が保守思想だと勘違いする。そうした層に対し、世の悪化を食い止めようと言い、本来マイナスである要素をプラスに見せかけてやり、安心を与えて絡めとるわけだ。そもそも事を理解する力が足りないので、まやかしである事には気付けず、これこそが正しいのだと簡単に思い込む。
しかし、進化を拒む者に未来は無い。本当の姿を隠す事など出来ない。さらに今はインターネットの時代だ。なおさら隠す事は難しい。